持続可能な地域医療・地域社会への取り組み
私たちは、理念・基本方針などを軸に、持続可能な地域医療・地域社会に貢献するための取り組みを行って 参ります。
理念
患者さんのニーズに応じて最善の医療サービスを提供する
基本方針
誠実・科学的根拠・効率化
治療方針
- 多くの患者さんを診ていただくことが目的ではなく、質の高い診療をすることが目的です。
- 質の高い診療とは、単に多くの検査を入れるということではありません。
- 患者さんとよくお話をしていただき、患者さんごとのニーズをご理解していただくことということです。患者さんごとの特性を理解し、その患者さんにとって必要な評価の方法を提案して治療をするということです。
- 前述した必要な評価の方法として、必ず検査が発生します。
- 検査の結果を説明させていただくと、患者さんが理解した上で治療に協力していただけます。治療者側と患者さんが同じ考え方になっていただくことが大切です。
信条
医療法人玉心会の軸となる考えは、臨床患者に対して、“患者のニーズに応じて、最善の医療サービスを提供すること”ですが、当医療法人で勤務している職員は、この理念を徹底するために、次の6つの信条を持たなければなりません。
信条1
すべての職員(医師、看護師、臨床検査技師、診療放射線技師、臨床工学技士、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、調理師、調理員、医療事務員、総務職員、経理職員、清掃職員、送迎運転士など)は、来院されているすべての患者およびその家族に対し、患者一人ひとりのニーズに応えるにあたり、医療法人玉心会の職員が行なうすべての活動は礼儀正しく、かつ、質的に高い水準のものでなければなりません。
信条2
医療法人玉心会で共に働く全職員に対して、一人ひとりが個人として尊重され、受け入れられる職場環境を提供しなければなりません。 また、職員の多様性と尊厳が尊重され、心理的安全性が確保されなければなりません。 そして、職員は安心して仕事に従事できなければならず、仕事を通して目的意識と達成感を得られなければなりません。
信条3
医療法人玉心会の職員が働く環境は清潔で、整理整頓され、かつ安全でなければなりません。 そして、職員の健康と幸福を支援し、職員が家族に対する責任および個人としての責任を果たすことができるよう、配慮しなければなりません。
信条4
医療法人玉心会は、職員による提案や苦情が自由にできる環境でなければなりません。 そして、能力ある人々には、雇用、能力開発および昇進の機会が平等に与えられなければなりません。また、医療法人玉心会は卓越した能力を持つリーダーを公正に任命しなければなりません。
信条5
医療法人玉心会の職員が生活し、働いている地域社会に対して、地域の人々がより健康でいられるよう支援しなければなりません。 そして、医療法人玉心会は有益な社会事業および福祉に貢献し、住民の健康の増進、地域の学校における医療教育の改善に寄与し、医療法人玉心会の職員が使用する施設を常に良好な状態に保ち、環境と資源の保護に努めなければなりません。
信条6
医療法人玉心会は、健全な経営状態を維持しなければならず、かつ、新しい考えを試みなければなりません。 そして、臨床医学の研鑽も継続し続けなければならず、かつ、医学会においても発表し続けなければなりません。 また、将来に向けた学術などの投資がなされ、失敗は償わなければなりません。 医療法人玉心会は、新しい設備を購入し、新しい施設を整備し、優れている医療システムを導入しなければならず、逆境の時には、備えて蓄積を行なわなければなりません。 これらすべての原則が実行されてはじめて、すべての職員が正当な報酬を享受することができるものと確信します。
ロゴマークの意味
三つのハートマークは、心臓・動脈・静脈の象徴です。 中心にある大きいハートは、循環器疾患の診療を意味し、左右対称に小さいハートは、研究と教育を重要視していることを意味します。 この三つの内容は、密に連結しています。 Gyokushinkaiをローマ字で表記するの理由は、地域医療からグローバルに通用できる医療までを心がけるという意味の表しです。 我々の医療活動を通して、職員全員が最も大切にしていることは、「来院している患者さんに全力を尽くす」ことです。