先端医療・高度医療
バイプレーン・アンギオ装置

2方向からの撮影と高解像度の3D画像化により、複雑な血管の位置や病変が明確に可視化され、精密な治療が可能になりました。さらに、撮影回数と造影剤使用が減少し、手技時間短縮による患者様へ負担軽減も期待できます。
ハイブリッド手術室(2室)

心臓や血管治療において、外科手術と血管内治療を組み合わせた新しい選択肢が広がっています。これを実現するために、手術室と血管造影室の機能を兼ね備えたハイブリッド手術室が必要とされています。従来は、それぞれ異なる部屋で治療が行われていましたが、最新の画像装置と外科設備を統合したハイブリッド手術室により、複雑で高度な治療が可能になりました。
都心部の病院や大学病院ではない鹿行地域にある当院でも新しい治療を提供するためにハイブリッド室(2室)を備え、新しい医療をより多くの患者様に提供します。
術後管理
高度治療室 HCU(High Care Unit)
外科手術や血管内治療をおこなっただけで治療は完結しません。特に重症例や術後間もない時期には、絶え間ない高度な専門管理が必要となります。患者様に対するモニタリングや治療をより緊密に行なうため、一般病棟とは異なり、高度医療機器を備え濃厚な管理や治療を行うための限られた専用病床となっております。
※ハイケアユニット入院医療管理料加算については現在申請に向けて準備中です
320列心臓CT装置

1回転(0.275秒)で16cmの幅を精密に検査することが可能です。撮影範囲が広く、短時間で撮影が可能となるため、心臓のような常に動く臓器に対しても、素早く鮮明な画像を撮影できます。
さらに最新技術搭載により、被ばく量、造影剤注入量の低減を行い患者様への負担が軽減されるようになりました。他にも患者様が検査時に入るガントリー(開口部)がとても広く、寝台もゆとりのある幅を確保しており患者様に寄り添った安心感を与える設計となっております。
1.5テスラ心臓MRI装置

- MRI検査は強力な磁石の力を利用して撮影を行います。
- 放射線の被ばくを受けることなく、高画質の画像で診断を行うことが可能です。
- 当院で採用の装置は、検査音を静かにした最先端の装置です。
- 騒音が苦手な患者様も安心して検査が受けられます。
また、開口径が71㎝(国内最大径)と、とても大きな広さを確保しておりますので体の大きな方や閉所恐怖症の方もリラックスして検査を受けていただけます。
CARTO® 3
CARTO® 3システムは、専用のカテーテル及び機器と連動し、不整脈の診断及び治療をサポートする3Dマッピングシステムです。
- 磁気センサーテクノロジーで精度の高い*1カテーテル位置情報を取得します。
- 心腔内のカテーテル位置と電位情報を収集し、3Dのエレクトロアナトミカルマップを作成します。
- ACLテクノロジーで高い精度で*2電極カテーテルを描出します。
- CARTOSOUND®のSoftware機能により、心腔内超音波画像から3Dのジオメトリが作成可能です。
- CARTOSMARTTOUCH®のSoftware機能により、専用カテーテルと心筋組織との接触度合いを表示し、過焼灼や心筋損傷、無効通電などのリスクを低減します。
EnSite™ X

Ensite Xは効率的な手技をサポートするための信頼性の高い高密度心臓マッピングを行う事が可能な次世代の3Dマッピングシステムです。様々な手技においてPOWERFUL、RELIABLE、EFFICIENTなユーザーエクスペリエンスを提供します。EnSite™ X EP システムおよび EnSite™ Omnipolar Technology(OT)で高密度マッピングに大きな変革をもたらします。